Last Updated on 2021年9月26日 by なっしゅ
無垢材のダイニングテーブルに憧れる方は多いと思いますが、
なんとなくお手入れが大変そうだと思っていませんか?
実は私もそう思っていた一人です。
しかし、実際どんなお手入れをするのかを知れば、「意外に簡単だな〜!」と思うかも知れません(その逆も然りです)。
今回の記事では、無垢材のダイニングテーブルの種類とそれぞれの手入れ方法を紹介していきます。読み終わった後には、無垢材のダイニングテーブルへのハードルがちょっと下がるかもしれません!
無垢材ダイニングテーブルの主な塗装はオイル塗装とウレタン塗装
無垢材のダイニングテーブルと一言でいっても、
塗装の仕方が違いますので、
まずはここを押さえていきましょう。
オイル塗装
オイル塗装は、植物性オイルを主な原料とした塗料で、木の内側に染み込ませることで仕上げます。
ウレタン塗装
ウレタン樹脂を吹き付けて表面をコーティングする塗装の方法です。
ウレタン樹脂とは何?と思われるかもしれませんが、ウレタン樹脂はプラスチックのようなものとイメージすると想像しやすいかもしれません。
無垢材ダイニングテーブル
オイル塗装とウレタン塗装それぞれのメリット・デメリット
オイル塗装
メリット:
・表面を膜で覆っていないので手触りが木のそのままであり、見た目もナチュラル
・時間と共に風合いが変化し、味が出てくる
・何年経っても塗装がはげることはない(塗膜を作っていないため)
・害のある化学物質を含んでいない
デメリット:
・定期的な手入れが必要
・表面をコーティングしていないので、乾燥などにより、木と木のつなぎ目などから割れが発生したり、天板が反ったりする場合がある
ウレタン塗装
メリット:
・一般的には汚れに強い
・日頃の取り扱いやメンテナンスが簡単
・割れや反りが発生しにくい
デメリット:
・表面がツルツル、テカテカしているので、木の本来の自然な風合いを求める方には向かない
・化学物質を含んでいる
・劣化により表面の樹脂がはがれてくる
無垢材ダイニングテーブルの手入れ方法
オイル塗装
日頃使っていく中での手入れは、固く絞った台拭きで、拭きましょう。
また、6ケ月~1年に一回程度、オイルを塗る手入れが必要です。
この行程を把握すれば怖いものなしですね!
1、まず、固く絞った布で水拭きをします
2、オイルを布につけてダイニングテーブル全体に塗っていきます。ゆっくりと木目に沿って塗りましょう。
3.オイルを塗った後はすぐ拭き取ります。その際は、新しい布(オイルを塗り広げたものではない布)を使ってくださいね。
4.乾燥させます。オイルを塗って1週間以内の使う場合は敷物をすることをおすすめします。
上記オイルメンテナンスをする前に、傷や汚れのある部分を
サンドペーパーで、木目に沿って研磨します。
ウレタン塗装
ウレタン塗装は、木の表面を樹脂でコーティング
していますので、軽い汚れや飲みこぼし等はサッと
その場で拭き取れば大丈夫です。
少し拭いても落ちない程度の汚れがついた場合は、 中性洗剤を薄めたもので拭いてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
無垢材のダイニングテーブルでも、塗装の仕方で、それぞれにメリットとデメリットがあり、手入れ方法も違うことがわかりましたね。
無垢材のオイルを使った手入れも、流れを知れば「意外に自分でもできそう!」と思ったのではないでしょうか?
あなたのライフスタイルや好みに合わせて、オイル塗装かウレタン塗装かを選んでみてくださいね。